1991日本の茨城県とアメリカのカルフォルニア州の、全く異なる風景の2ヶ所で開催された。 直径約8mの巨大な傘を並べるイベントであり、云わば仮設の夢のように現れ、夢のように消える、祭りのようなプロセス・アート。

日本では、常陸太田市から里美村にかけて全長19キロメートルの範囲に、1,340本の青い傘を並べた。傘を並べるといっても人力のみでは難しく、建設機械を用いて設置したと記憶している。

会期は1ヵ月もなかったろう。1本の傘の巨大さ、青いテント地から透ける光の強さ、点在する傘の連続が風景に介入する強引さ、とくかく圧倒される。歴史的なハプニングに立ち会えたのだという感覚は、戻ってからだったか。

